うそしかいわないよ

中身はないよ

「火花」を読みました。

こんばんは。

 

今日は出勤日でした。帰りの電車で花火大会に行くであろう浴衣のカップルを見て微笑ましく思ってしまいました。お前誰だよって感じですね。花火大会に行くのがうらやましいのもあるし、花火大会に行こうと思うことと行動にうつす体力がうらやましい。

 

通勤の往復時間と家にいる時間を使って久しぶりに小説を読みました。読むペースがだいぶ遅くなってて、一冊読むのに3時間くらいかかりました。

 

何を読んだかというと、又吉さんの「火花」です。

 

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 漫才師のお話。

 

だったけど、先輩芸人の神谷さんの考え方と後輩芸人の徳永さんの心情がドスッってたまに自分に刺さるお話。

久しぶりに、仕事なんかしてないで早く続き読みたい、先が気になると思った作品でした。

なによりスラスラ内容が頭に入ってくる。

会話が小説内で多く使われてるからなのか。

 

終わりかたとしてはなんとなく物足りない感がありましたが何が物足りないのかはわかりません。

ただ、最後の一文は最高。

 

最後の一文を除いてもあの展開に持っていくって発想がすごい。(語彙力)

偏見があって、芸能人が本書いて話題になって賞とったんでしょぐらいにしか思ってなかったけど、あの発想は天才でした。

 

 

それより神谷さんの生き方が純粋すぎて。

起承転結の転あたりでもしかして神谷さん死ぬんじゃねーか?って思ったりしながら読んでたんですが生きてました。

 

神谷さんぐらい純粋に生きれたら楽しいんだろうけど楽しくないんだろうな。

純粋でいることにも勇気がいるのだなあ。

 

 徳永さんが神谷さんに抱く感情に疑問を持ったりしてたけどなんだか、もう、私もそういう関係になれる人と出会いたい。

 

 

とりあえず、

 

 熱海の花火大会に行ってみたくなりました。

 

 

 

 

 

ちなみに今日ドーナツ2個食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーイ。