「そして誰もいなくなった」を読みました。
アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を読みました。
読み終わってたのにブログを書かない馬鹿は私です。疲れてたんだ。
★★★★★って感じです。
さすが名作。やっぱ推理小説最高。
伏線回収が下手で途中で推理できて当たっちゃう小説とは違いました。
ちなみに星5は普通にチョロくでます。
読んでて気になったのが、日本語訳。
◯◯っ!と呟いたとか囁いたみたいな小声で言ってるような描写なのにどう見ても叫んでるような書き方がずっと気になり続けてました。
話がメインの10人+αで進んで行くので人の名前覚えるのがてんで駄目な私は表紙に書いてある簡易人物紹介を200回くらい読みながら見ました。最終的には覚えたけれども。
10人が「小さな兵隊さん」の歌の通りに次々死んでいって、誰もいなくなるお話です。最初はよくわからないまま読んでいたのですが読み進めていくととても面白い。人の心理描写がリアル。
最後の最後に10人全員がなぜいなくなったかの種明かしがあるんですけど、そのバラし方も粋だわ。って思いました。
あと、これだけ登場人物が多くてそれなりにキャラクターも分かったのに、誰にも感情移入しないで読んだのは初めてかもしれない。好きな登場人物もいないっていうのはさらに今までにない経験でした。
三日間くらいかけてじっくり読みました。
満足です。
バーイ。